SAD

SADについて

 

 

皆さん、SADってご存知ですか。英語のSAD=悲しいではありません。
SADっていったい何?と思われる方もいらっしゃると思いますので、これから説明していきますね。
読むと、うつ病との違いなど、わかっていただけると思います。

 

アメリカ精神医学会は、社会不安障害(Social Anxiety Disorder)という病気のことを、
頭文字をとってSAD(エス・エー・ディー)という略称にしました。

 

SADは、単なる上がり症とは違って、人の前で注目をあびてしまうことに不安を感じる病気のことです。

 

SADを患うと、初めて会う人や、良く知らない人と一緒に会話したり、
みんなの前で、発言やスピーチをしたり、会社での電話対応などの時に、
不安や緊張、そして恐怖を強く感じてしまいます。

 

人前で食事をする時ですら、そうなる人もいます。
それにより、手足が震え、めまい、吐き気が出て、顔が赤くなったり、
うまく会話ができなくなるという症状がでます。

 

思春期に多いので、引きこもりやニートの原因として考えられています。
この状態が、慢性的になると、うつ病やパニック障害などの症状が出てしまう可能性があるので、
早く受診することが大事です。

 

SADは聞き慣れない病名かもしれませんが、日本には推定約300万人以上の患者がいるとされています。
思春期以外でも、仕事で人前で発言することが増えたことにより、発症する場合もあります。
30代や40代の管理職などに就いた人もそうです。

 

SADは、仕事や日常生活が困難になるため、うつ病より自殺率が高いといわれるほどで、
悩み苦しんでいる人が多いです。
早く精神科に行って、治療することが望ましいです。

 

SADの治療は、精神科に行き、薬物療法や精神療法を行います。
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の服用が、効果的といわれ、
劇的に改善する例もあるようです。

 

どうでしたか?SADについて、ご理解いただけたでしょうか?
うつ病については、なんとなくご存じの方も多かったかもしれませんが、
SADについては、ほとんど知らなかったという方もいらっしゃったかもしれません。
少しでも、お役にたてれば幸いです。ぜひ他の記事もご覧になっていただけたら嬉しいです。